地方なんです


世界のメロディックロック系のレーベルやショップは、その殆どが地方の小さな街で運営しており、あの世界に情報を発信するサイト兼レーベルはオーストラリアのタスマニア島であり、Escape Musicはイギリス北部のそれぞれ離れた田舎町の自宅からのやり取りで運営、ドイツのPride & JoyやAOR HEAVEN、Schmankerl Recordsなども地方の田舎町、アメリカのPerrisはテキサス、NEHはコロラドの周囲に何も無いような場所で営業。大きな都市で運営しているのはFrontiersのナポリくらいのもので、イタリアのTanzanやBurning Mindsなども北部の小さな街にあります。それらに言えるのは、町の中心部ではなく周囲に何も無いような郊外であること(たまたま)。
Tanzanはアカデミーを持っているので、クソ田舎(失礼)でありながら、しっかりとした設備を備えていますが、他は(Frontiersを除く)自宅兼事務所兼倉庫ってのが殆ど。日本のように一極集中ではないので、ニューヨークでなきゃとかローマでなきゃというのが無いのでしょうね。因みにAOR BLVDはロンドンですが、事務所を構えているわけではありません。

海外のフェスなどを見れば分かるように、大都市ではなく地方で行われることが多いですが、その辺は羨ましくもあります。

日本だと殆どが東京へ集中してしまっているために、私も時折、何故地方で?と言われますが、そう思うのは日本人だけかもしれません(外国人から言われたことはありません)。実店舗を構えるのであれば大きな都市でなければ成り立たないでしょうが、上記のレーベルなどのように世界中の田舎でも業務可能ですし、高い家賃を支払わなくても済む(笑) 地中海の島にさえレーベルは存在します。
私の場合、確かに東京の方が直接いろいろな人と会えるという点においては東京がベストだとは思ってます。ですが、私の地元にも通販などでバリバリ儲かっているお店も多数ありますし、また、東京以外でも多数のCD通販ショップが存在する通り、殆どをネット上でやりとりする時代に何故地方でと言われましても...ダメなのか?と(笑)

Fire Tiger


関東の雪でプレス工場の製造への影響も出ており、Satinセカンドプレス完成が1-2日遅れることとなりました。ご了承ください。

AnderSteinでは、3月に2つのリリースを予定していたのですが、2件とも海外リリースが延期されることになり、それを受け、日本リリースも延期となりました。
4月にはデンマークのAORシンガーMichael Kratzのアルバムをリリースします。Steve Lukatherら多数のミュージシャンも参加しており、素晴らしいAORアルバムとなっていますのでお楽しみに。
Michael Kratz JP-500  


話は変わって数年前にEnergyというアルバムで注目されたFire Tigerを覚えている方も多いと思います。

この曲は既にYouTubeで45万回も再生されているほど高い人気ですが、それでもレーベルとの契約はなかなか難しい厳しい時代。今月セカンドアルバムが発売され当店へも入荷予定ですが、発売前にバンドへ連絡したところ、本国以外のショップからの接触ということもあってか物凄い喜びようでした。
バンドの中心は素晴らしいポップセンス/メロディセンスを持つキーボードのJamesと、華やかさ・ポップスターの素質を持つシンガーのTiffany。70‐80年代のポップスやロックの影響を丸ごと受け、まるで当時の音楽を聴いているかのような感さえあります。

セカンドアルバムはアルバムとしてのクオリティが上がり、今後の活躍も期待出来そうです。


オマケ:キーボードのJamesがSteel Pantherと共演した"Jump"


余談:Jamesが「フル音源送るよ!」と言って送られてきたファイルのサイズがヤケにデカいなと思ったら、中味はファースト・セカンド両アルバムのマスター音源でした(笑) 大事にしまっときます。

Satin


ソロで活動するメロディックロック系メロディメイカーとしてStan BushやMikael Erlandsson、Peoらが思い浮かびますが、2014年に突如登場したノルウェーのSatinもたった1枚のアルバムで我々に大きなインパクトを与えました。
satin-500.jpg 



彼は元々弟と共にメロディックロックバンドを持っており、ノルウェーでは既に十数枚のアルバムをリリースしています。歌詞はノルウェー語で彼と弟のツインヴォーカル、カントリー寄りのメロディックロックですが、本国では確固たる人気を得ているようで、先日もヘッドライナーとしてショーを行っていました。因みにSatinの本名はTommy Nilsen、弟がRonny Nilsen。
 

Tommy Nilsen名義で昨年リリースしたアルバムも彼らしいメロディが満載のメロディックロック作(歌詞はノルウェー語)。


そして最新アルバム「It's About Time」では日本の為に快くボートラ2曲を提供していただきました。その2曲も本編に負けない曲ですのでお聴き逃しありませんように。素晴らしいメロディック作は今週発売です!
SATIN_cover-500.jpg 




2017輸入盤Top


あけましておめでとうございます。
2017年1/1~12/31の輸入盤売上枚数が確定いたしました。例によって、国内盤が発売されているアルバムはランキングに登場しにくくなりますので、純粋な人気とは言えませんがご参考までにどうぞ。

【2017 AnderStein Import best sellers】(Not included Japan cds) 
Zhenx.jpg 
01. ZHENX / Zhenx
02. DON BARNES / Ride The Storm
03. 7TH HEAVEN / Luminous
04. SATIN / Satin ※返り咲き(2014年度第1位)
05. STAN BUSH / Change The World
06. MARC QUEE / Better Late Than Never
07. COASTLAND RIDE / Distance
08. MARENNA / No Regrets
09. WALK ON FIRE / Mind Over Matter
10. RIAN / Out Of The Darkness
11. THE DARREN PHILLIPS PROJECT / Volume One
12. TONY MILLS / Streets Of Chance
13. PINNACLE POINT / Winds Of Change
14. BOULEVARD / Boulevard IV ~ Luminescence
15. BAI BANG / Rock Of Life
16. JIMMY DAVIS & JUNCTION / Kick The Wall (Deluxe Edition)
17. SHOTGUN SYMPHONY / The Last Symphony
18. JOHNNY LIMA / Johnny Lima & Made In California
19. JIMMY DAVIS & JUNCTION / Going The Distance
20. PEO & ROD WEST / Two Worlds
21. MARC SCHERER JENNIFER BATTEN / BattleZone
22. AOR / The Heart Of L.A
23. JIM JIDHED / Push On Through
24. ROMEO RIOT / Sing It Loud
25. MARTINA EDOFF / We Will Align
26. HUSH / Department Of Faith
27. MIDNITE CITY / Midnite City
28. ADELLAIDE / Flying High
29. MECCA / The Demos
30. PHASE II PHASE / Face It
31. JAVA / Change Of Heart
32. STEFANIE / Stefanie
33. HIRSH GARDNER / My Brain Needs A Holiday
34. LIMITED EDITION (Feat. Peo) / No More Running
35. WILDNESS / Wildness
36. DANTE FOX / Six String Revolver
37. V.A. / Road Songs Collection
38. SWEET MARY JANE / Winter In Paradise
39. TOMMY NILSEN / Pa Egen Regning
40. AGE OF REFLECTIONS / In The Heat Of The Night
41. STORMBURST / Raised On Rock
42. RAW SILK / The Borders Of Light
43. CRAIG MIRIJANIAN / A Perfect Fit 【LP+CD】
44. ANNE BERTUCCI / I'm Number One 【LP+CD】
45. HOUSTON / III
46. TARGET / In Range
47. CYANIDE 4 / Nekyia
48. CLAUDIA / Claudia 【LP+CD】
49. OSUKARU / The Labyrinth
50. ICONIC EYE / Into The Light
51. AERODYNE / Breaking Free
52. VAN ARX / Stand Together For Rock and Roll
53. FICTION SYXX / Tall Dark Secrets
54. BEG BORROW & STEAL / Push And Shove
55. THAT ROCK GUY / Nothin' To Lose
56. UNRULY CHILD / Reigning Frogs - The Box Set Collection
57. CONFESS / Haunters
58. BLACK DIAMONDS / Once Upon A Time
59. BRYAN COLE / Sands Of Time ※前年度20位
60. SHADOWMAN / Secrets And Lies
61. ROULETTE & T.C. JESTER / If Time
62. SANTA ANA WINDS / Santa Ana Winds ※前年度5位
63. JAN AKESSON'S SHADOW RAIN / Ascension
64. ROCKETT LOVE / Grab The Rocket
65. MORITZ / About Time Too
66. ARTI TISI / Back Again
67. MIDWAY / Low Life
68. LIONCAGE / The Second Strike
69. DA VINCI / Ambition Rocks
70. CODE RED / Incendiary
71. KEVIN WELLS / Little Acts Of Treason 【LP+CD】
72. GYPSY SOUL / Winners And Losers
73. TEQUILA SUNRISE / Danger Zone
74. DNR (DreamsNowReality) / DREAMFINITY
75. ARTI TISI / New York City
76. ARTI TISI / The Reeperbahn
77. SUPERNOVA PLASMAJETS / Supernova Plasmajets
78. REVLIN PROJECT / Dimension
79. RADIOUX CITY / Soul Survivor
80. BUGZY / Plan B

前年1位はDavid Saylorさんでしたが、今回もシンガーがDavidさんのZhenx。毎年のようにランクインするほど安定した人気を誇りながら、1年前にお亡くなりになられたのが残念で仕方ありませんね。
今年もどんなアルバムやバンドが登場するのか楽しみに期待しましょう!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年もありがとうございました

2017年は我々にとって色々なことが起こりハードだったのですが、とても有意義で充実した年でもありました。お客様、海外の多数のミュージシャンやレーベル関係者、日本の関係者の皆様に感謝いたします。

まだ未集計ですが、例によって輸入盤売上枚数年間ランキングも年明けに発表したいと思っています。
レーベルとしては15枚をリリース。2018年も良質な作品をリリースしていきたいと思っています。
as-2017.jpg 

仕事をしていく中で感じたことをいくつか書きますと... 最近はネットの普及のおかげで情報もすぐに拡がるようになりましたが、まだまだ良いバンドが埋もれていますよね。誰かが目を付け、それが拡散されて多くの人に知られていきますが、熱心なファンはそんな埋もれているバンドを多く見つけたいものです。私もあれこれチェックしたり、バンド側や海外レーベルから音源が送られてきたりしますが、お客様から「こんなバンド見つけたんですけどCD出ますかね?」とか「このバンドもう聴きましたか?」など情報を頂くこともあります。Magic Danceもそのひとつで、ある方がたまたま見つけ私へ連絡してくださり、それを海外の関係者が絶賛→イタリア・ギリシャ・イギリス・スペインなど各国の音楽関係者に伝わっていきました。こういったところは今の時代の有難味を感じます。

また、ちょっと辛いことのひとつが、早くから情報や音源を得ていても公言出来ないところ。ウチでリリースするしないに関係無く、数年先リリースのデモをいただいて感想を求められたり、半年以上先リリースのフル音源をいただいたり、レコーディングの状況やリリーススケジュール、どのレーベルと交渉中(レーベルからは、どのバンドと交渉中)など色んな情報が入り、オファーのフル音源も多数届きますが、バンドや海外レーベルが公表するまで口が滑らないようじっと我慢。時には未発表曲が送られてくることもありますが、それがどんなに良い曲でも公開できないこと。
そして、もうひとつは、リリースしたくてもスケジュールの都合で断念したり、日本で売れるレベルでない・そもそも内容がつまらない・私の好みから外れた場合・優れたアルバムでも明らかにジャンルが違う場合などに断ること。ゴメンナサイと返事するのは毎回心が痛みます。

さて今年も沢山の良作があり、前回私のベストチューンはDa VinciのI've Come All This Wayだと書きましたが、他にも盛り沢山。前回までにご紹介出来なかったものの中からいくつか。
 

 

 
勿論その他にもMidnite City "Summer Of Our Lives"、Ten "Paragon"などをはじめ沢山のお気に入りがあります。

2018年もどんなアルバムやバンドが登場するか楽しみですね!2018年もどうぞよろしくお願いいたします!

カレンダー
04 | 2018/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
プロフィール

あん

Author:あん
1966年3月長崎市稲佐生まれ琴海町(現長崎市)育ち

・小学5年から洋楽にハマり、その後Gary MooreにしびれHR/HMにハマる
・福岡市・大宮市(埼玉)・江戸川区(東京)居住歴あり
・長年のカープファン
・O型
・出没地…長崎市/時津町/青森県八戸市/都内各所

リンク
検索フォーム
QRコード
QR
訪問者